マイクロソフトオフィスが無料?!MOS試験費用を安くする方法

MOS受験にかかる費用を安くする方法

MOS資格をできるだけお金をかけずに合格したいですよね?

でも、MOSの受験料は1科目1万円程度とけっこう高いです。

仕事で良く使うワード、エクセル、パワーポイントの3つを受けると約3万円かかります。
受験料だけでも高いのに、パソコンを持っていないなら、パソコン教室でMOSコースを受講や、パソコン購入も必要になってきます。

勉強代も含めると20万円以上することもあるので、けっこうな出費になります。

できるだけお金を使わずにMOSに合格したいなら、独学しかありません。

独学なら、パソコンを持っていればオフィスを持っていなくても数千円程度でMOSに合格するための環境を揃えられます。

ここでは全くのパソコン初心者が独学でMOS資格に合格する、できるだけお金を使わない方法を紹介していきます。

MOSに合格するのに最低限購入が必要なのは2つだけ

MOS資格を独学で勉強するのに購入する必要があるのはこの2つだけです。

  • パソコン
  • MOS資格の参考書

「パソコン」と「MOS資格の参考書」です。

パソコンがあるなら、購入する必要はないですが、持っていないなら、5万円くらいの安いパソコンを購入します。

あとは、2,000円程度の参考書を買いましょう。

合計で約5万2,000円でMOS試験の勉強準備は完了です。

マイクロソフトオフィスは買わなくても良い?!

さきほど、MOS試験の勉強に必要なものを2つ紹介しました。

しかし、あなたは「あれ?オフィスは?」と思ったかもしれません。

そうです。

マイクロソフトオフィスを購入していません。

MOSを勉強するための参考書があっても、実際にオフィスを動かしながら勉強しないと合格するのは難しいです。

だから、オフィスは絶対に必要です。

しかし、マイクロソフトオフィスは購入すると高いです。

ワードとエクセルが使えるパッケージ版の「Office Personal 2016」は割引なしで買うと32,184円します。

パソコン購入時にワード、エクセルが入っている「Office Personal Premium」をオプションで付ければ約2万円で買えます。

プレインストール版はパッケージ版よりだいぶ安いですが、それでも2万円もします。

少しでもMOSを取得する費用を抑えるなら、このオフィス価格を無料にするのが一番簡単です。

実は、マイクロソフトオフィスは無料で使うことができます。

マイクロソフトオフィスを無料で利用する方法

あまり知られていないですが、マイクロソフトオフィスの公式ページに行くとオフィスの体験版を入手することができます。

マイクロソフトオフィス公式ページはこちら

ページを表示して、一番下まで画面をスクロールすると、「無料で試用する」という項目が出てきます。

■無料で試用する
・Office 365 Solo
・Office Professional Plus 2013
・Office 365 Business

Office 365 Solo

最新版のオフィスの全ての機能を1ヶ月無料で利用することができます。

MOSでオフィス2016の資格を勉強したいなら、この体験版を利用しましょう。

利用するためには、Microsoftアカウントの作成が必要になります。

アカウントの作成は無料でできます。

また、Office 365 Soloの試用にはクレジットカードが必要です。

Office 365 Soloの試用で注意しておきたいことは、1 か月の無料試用期間が終了すると、1,274円/月が自動で課金されます。

いつでもキャンセルできますが、無料で1ヶ月だけ使いたいならキャンセル手続きを忘れないようにしましょう。

Office Professional Plus 2013

こちらは、マイクロソフトオフィス2013の評価版を60日間利用することができます。

ただ、公式ページのTOPページからだと評価版のダウンロードページが表示されないので、こちらのリンクからダウンロードしてください。

→ Office Professional Plus 2013評価版のダウンロードページ

Office 365 Business

会社でオフィスを利用するための無料体験版です。

会社で複数の人がオフィスを利用する場合にはこちらの体験版を使いましょう。

これらの無料体験版を使うことで、期間限定ですが、オフィスを買わなくても勉強をすることができます。

MOS試験に合格するには、2〜3ヶ月と長い期間で勉強すると初めの頃に勉強したことを忘れてしまいます。

なので、MOS試験を受けるなら、1科目の勉強期間は1ヶ月以内の短期決戦がベストです。

つまり、体験版を利用すればオフィスを買わずにMOSに合格することができます。

オフィスを無料で利用する条件とは?

このように、マイクロソフトの公式ページから試用版をダウンロードすることでオフィスを無料で利用することができます。

ただ、オフィスの試用版を利用するには、パソコンがネットに接続できる環境が必要になります。

なぜなら、インターネットからオフィスのファイルを入手してパソコンに入れる必要があるからです。

ネットが使えない場合は、数万円の出費になりますが、プレインストール版かパッケージ版で購入するしかありません。

パソコンからインターネットに接続できない場合は、これから紹介する月1,000円でオフィスを利用する方法も使えません。

MOSの勉強中だけオフィスを約1,000円で購入する方法

MOSの受験勉強中だけ、マイクロソフトオフィスを安く使う方法があります。

マイクロソフトオフィスには、いろいろなバージョンがあります。

その中の「Office 365 Solo」は年契約、月契約でオフィスを購入することができるサブスクリプション版です。

マイクロソフトのサイトで購入すると12,744円(年間)、または1,274円(月間)でオフィスを使うことができます。

amazonで年間契約のオンライン版を購入すると11,581円となり、マイクロソフトのサイトで購入するよりも1,000円程度安くなります。

他のネットショップも調べましたが、オンライン版で買うならamazonが一番安くなります。

現在のamazon価格はこちらから確認してください。


Microsoft Office 365 Solo (1年版)|オンラインコード版|Win/Mac対応

「Office 365 Solo」を1年間使うなら、amazonで購入すると月額965円でオフィスを使うことができるのでお得です。

でも、MOS受験でワード、エクセル、パワーポイントを使いたいだけなら3ヶ月もあれば十分です。

その場合は、「Office 365 Solo」を3ヶ月利用すれば良いです。

■「Office 365 Solo」3ヶ月利用した場合の料金
1ヶ月目:無料(無料体験版を利用)
2ヶ月目:1,274円
3ヶ月目:1,274円
———————————————–
合計:2,548円

月額払いの場合は、amazonでは購入できないので、マイクロソフトのサイトで契約する必要があります。

最初の1ヶ月はマイクロソフトのサイトから体験版の登録をすれば無料になるので、あとの2ヶ月分だけを購入するようにすれば良いです。

このように普段オフィスを使わないなら、MOS資格の勉強中だけサブスクリプション版の「Office 365 Solo」を利用すれば、数万円の費用を節約することができます。

MOSの受験料を安くする方法

MOSの受験料は約1万円と他のパソコン資格に比べるとけっこう高いです。

そんな受験料を安くする方法は2つあります。

一つは「割引チケット」を利用する方法です。

といっても、これはマイクロソフトオフィスを購入したり、イベントに参加したりしないともらえないのでほとんど入手不可能です。

そして、もうひとつは「学割」です。

MOS試験を主催するオデッセイが認める学生なら、通常価格よりも2,000円安く受験することができます。

「学割」の対象となる学生は、こちらです。

試験当日に、小学校、中学校、高等学校、短期大学、大学、大学院、高等専門学校、専修学校、専門学校ほか、当社の認める学校に在籍する児童・生徒・学生の方。

【そのほか当社が認める学校、学生】

予備校生(本科生、学割証の発行される予備校生)
各種学校で1年以上の連続した就学期間による授業が定められたコースに通う学生(学割証の発行される学生)
留学生などでISIC(International Student Identity Card)を所持している者
盲学校、聾学校、養護学校
防衛医科大学校、気象大学校、海上保安大学校、航空保安大学校、水産大学校、航空大学校、農業者大学校、海技大学校、職業能力開発総合大学校、各職業能力開発大学校、職業能力開発短期大学校、農業系の大学校・短期大学校、産業技術系の大学校

MOS試験に関連するお金を節約する方法

MOS試験を受ける費用を節約する方法は、パソコン環境や勉強方法だけではありません。

細かなことですが、これらの費用を節約するだけでもだいぶ違います。

受験料の振り込み手数料を安くする

MOS受験の振込手数料を節約することができます。

銀行によっては振込手数料が無料になるのでそれを利用します。

クレジットカードでの支払いも振込手数料はかかりません。

MOS試験会場までの交通費を安くする

MOS試験を受ける会場を選ぶときに、「全国一斉試験」か「随時試験」かを選べます。

「全国一斉試験」は会場が少ないので、試験会場の場所によっては、そこまで行く交通費だけで1万円を超えることも普通にあります。

日時も自由に選べないので、よほどの事情がなければ「随時試験」を選んだ方が良いです。

「随時試験」なら、日時を選べるだけでなく、近くのパソコンスクールなどで受けられるので、交通費も少なくて済みます。

まとめ

パソコンもオフィスもない状態でMOS試験を受けるには、やっぱりパソコン環境を整えるのにお金がかかってしまいます。

独学するにはどうしてもパソコンは必要です。

でも、マイクロソフトオフィスを使い続ける必要がないなら、無料体験版や低価格のサブスクリプション版を使って賢く節約しましょう。

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